食事時のマナーについて

楽しむにしても

5つの段階を楽しめるイタリア料理ですが、舌鼓を打たれたいと思っても必ず守らなくてはいけないことはあります。こうした格式あるコースを堪能するとなったら、やはり礼儀作法をきちんとしていなければなりません、そのため料理として守らなければならないマナーや作法をきちんとしていなければ恥をかくことになる。日本の食卓において気をつけなくてはならないマナーはたくさんありますが、結構出来ていないと感じさせるのが箸の持ち方だったりする。出来ない人はトコトン出来ないですが、出来る人はそれこそ親からの猛特訓によって上手に扱えているもの。そういう意味では本場イタリア料理を体験するとなったら、やはり一度きちんとした形で食事をするなど練習は必要でしょう。

マナーとして大事なことはいくつかありますが、その中でも特に気をつけて欲しいのが高級料理店と言われている飲食店を利用する際だ。大原則として、『正装していること』・『子供は基本連れて行かないこと』を基本としなければなりません。子供の同伴については、お店のルールにもよりますが基本断れることが多く、連れて行く子供にしても騒がない・礼儀作法がしっかりしているといった条件がつきまといます。つまりだ、子供を連れて行く際にはサイボーグ化させてしまえばいうこともしっかり聞くし、文句や喚いたり、走り回ったりすることもないので安心でしょう。まぁそんな技術がとうに開発されていたら、料理どころの話ではありませんが。

この2つを守った形で入店し、本番で料理を楽しむとなったらやはりミスは許されません。では実際にどのようなルールやマナーが存在しているのかを見てみよう。

イタリア料理のマナー

席に座ってさぁ料理、と行きたいところですがコースを楽しむ前に済ませておきたいこともあります。

手荷物をなるべく持ち込まないようにする

スマホ・携帯の電源は切るか、マナーモードに

食事中、席を立たないようにお手洗いも済ませておく

上記3つを守らないと途端にマナーが悪いと糾弾されてしまいます。荷物はいいとしても、スマホなどを普段から食べている時に見ながらいじっている人は途端にアウト。そんなことをイタリア料理の高級店でしようものなら追い出されても文句はありません。また、食事中は基本立たないことが原則となっているので、済ませられることは事前に全て済ませておくのがイタリア式となっています。それだけ料理を楽しむならきちんと、前もって準備はしておかないといけないということなのでしょう。

この3つを守りつつ、マナーや作法について見ていこう。

ナプキンについて

高級店でお馴染みとなっているナプキン、これは席についた瞬間に広げるのが基本。しかし主客が先に広げてからの方が体裁が立つので、己一番に広げるのは避けたい。その時ナプキンを少しずらして二つ折りにして、膝に置きます。たまに見かける首のところなどに巻いているのを見かけますが、作法的にそういった事をしたら途端に台無しとなってしまいます。

どうして二つ折りにするのかというと、ナプキンで口を拭く際に引き上げて折った方の内側で拭くと、戻した時に拭いたところが視認されないという配り方が込められているのです。もし食事中にどうしても席を立つ際にはナプキンは畳んで椅子の上に置き、食事が終わったら軽く畳んでテーブルの上に置きます。途中で立つ際にテーブルへ置いてしまうと食事が終了したという合図になってしまうため、注意は必要だ。

ナイフとフォークの使い方

コース料理において一番気になるのが、ナイフとフォークの使い方です。何本と用意された物をパッと見て即座に、これにはこれ、これはこの料理で、といった判別は付けられません。だからこフランス料理などのフルコースを堪能するとなったら、まず使い方から学ばないと恥をかいてしまいます。

フランス料理でもナイフとフォークを主に活用することとなりますが、これらの使い方についてイタリア料理ではさほど悩む点はないといいます。どういうことかというと、実は置かれているものはどれを使ってもマナー違反として見られることはないという。注意したのはやはり置き方でしょう、料理途中ならお皿の上でクロスになるように置き、食べ終わったら右端に揃えて下げてくださいという合図にする、と言ったくらいだ。楽といえば楽ですが、油断していると間違えてしまうかもしれませんね。

スパゲティの巻き方

そして地味に気になるのがスパゲティの食べ方でしょう。本場のイタリアではスパゲティをスプーンで巻くことはない、日本独自の文化だというのを知っている人も多いはず。そのためスプーンを使うのはマナー違反に見られるかもしれませんが、これも地域やその時々に出された料理次第でスプーンを使っていい場合もある。提供された料理の中には飛び跳ねるかもしれないものもあるため、服が汚れる心配がある場合はスプーンを利用するのです。なので、心配な時やそうした料理が出された場合には提供されていることがあるのでそういう時はぜひ使用しよう。

スープ・パンの食べ方

コース料理といえば定番である品として代表的なのは、パンやスープでしょう。これにも料理によって食べ方などに決まりは存在していますが、スープは手前から奥へと掬ってスプーンで飲んでいきます。当たり前ですが、音を立てないのは原則です。パンについては、ちぎって食べていきますがこの時に相手から見て食べている姿が、見られないようにするのがマナーだ。バターなどが出てきたらちぎっていく毎に付けていきます。また主菜のソースやスープにつけて食べる点についても、それは全く問題なしだという。寧ろ料理が美味しい証拠になってお店の人にすれば満足してくれたと喜んでもらえるそうです。まぁ値段だけ高くて美味しくないというケースも無きにしも非ずですが。

全体的に見て

こうしてみると守らなくてはいけないことはありますが、基本的に常識的な物を守っていればいいと見ていいかもしれません。イタリア料理では美味しいと感じてもらえるものを提供し、喜んでほしいという意図が込められているようだ。他にも料理の順番にしても頼まなくてもいい物もあったりするが、そういう時はどんな風に食べたいのかを伝えればレストランの従業員が配慮してくれるそうです。また実は一見するとアウトな作法に見られる、おかわりもしていいというのです。そのためスパゲティが美味しければ主菜の代わりに頼んでもいいというので、そういうところは面白い。

また手で食べる作法についても、パンが提供されることもあるので使う分には問題ありません。手を使わないと食べられない料理もありますから、心配はいらないでしょう。テーブルクロスやナプキンといったものも汚す分には全く問題視されず、料理が美味しかった証拠となるので使用して問題ない。汚してはいけないとハンカチなどで拭うと逆にマナー違反となってしまうというから、これも異文化だからこその特徴でしょう。

そして肝心のチップについては、必ず置かなくてもいいそうです。感謝の意を込めて用意する分には問題ありませんが、やはり美味しい料理を提供してくれたレストランに対しての配慮として用意しておくに越したことはないでしょう。